この事業は環境省の平成21年度循環型社会地域支援事業として、四日市大学エネルギー環境教育研究会(以下 研究会という)が「伊勢竹鶏物語~3Rプロジェクト~」を企画し、実施したものです。
現在の環境問題は「大量生産・大量消費・大量廃棄」の構図の中から、身近な問題から地球規模への問題へと発展させてしまいました。
2000年度に循環型社会形成基本法が制定され、リサイクルの推進に向け、次から次へと関連法律を制定されました。その解決に向けて今や3Rは国民生活の中に根強く定着しつつあります。
研究会は、大学教授をはじめ地元企業、NPO(市民)団体、小・中・高校教員、行政の三重・愛知・岐阜の東海地域から研究員として参画を得て、 「エネルギー環境教育」と「循環型社会形成」の2分野で地域に根差した普及・啓発・推進しながら、お互いの得意分野で活動・連携しあい、保管し合いながら活動の質と効果を一層高めて進行して参りました。
共通の目的である社会貢献を趣旨として、それぞれが持つ専門的知識を結集して事業を進めています。
多くの環境問題を背景に、研究会の「伊勢竹鶏物語~3Rプロジェクト」により、身近なところから解決に向け行動を開始しました。
ここに関わる研究員メンバーは、ボランティア精神を抱き、環境問題解決への志を持つ人で構成され、連日の事業活動と研究に至っては、鶏という生き物であり気を抜くことはできない事業に取り組んでいます。
真摯に取組むメンバーにより、成果や結果が見えて参りました。
地域に根差していくことで、環境問題を地域から解決に向け「地域循環型」の「見える化」に構築していくため期待もされています。
これからの取組みが、本当の正念場であることも共通した認識であります。
未来社会を担う将来世代へ持続可能な社会への一歩を、この事業の成果が大きな役割を果たすことを願ってやみません。
平成22年3月
四日市大学エネルギー環境教育研究会