一般社団法人 四日市大学エネルギー環境教育研究会(以下、研究会という)は、設立以来、産業公害防止、再生可能エネルギー、地球温暖化、地域循環型社会づくり等に係る諸活動を推進し、持続可能な開発を通じてSDGsの達成と持続可能な社会の実現に寄与します。
SDGsを通じて、活力ある地域を創り子どもたちの未来を創造します。
研究会のSDGsの目標
研究会は、持続可能な開発目標(SDGs)を達成するため、
• 2030年までに、24,000名の行政官、教員、NGO/NPO関係者、子どもたち等を対象に、環境保全について必要な知識が習得できるように普及啓発活動を実施します。
• 2030年までに、18,000名の子どもたちに、実証実験やセミナーを通じ、再生可能エネルギーやエネルギー効率に係るエネルギー・科学教室を開催します。
• 2030年までに、実証実験地における2.5haの土壌改善を行い、その後、行政、学校、諸団体等との連携により更に里山保全と土壌改良のための改善の拡大を目指します。
• 2030年までに、竹を廃棄物とせず、資源として利活用することを念頭に、里山保全に取り組む諸団体と連携し、150トンの竹粉の利活用を行います。
• 2030年までに、当会の事業活動によって様々な人々が影響を得て、さらにその人々から地域に拡大して影響を及ぼしていく。
SDGsの貢献に向けて
2015年、各国首脳は、2030年を見据え、新たな持続可能な開発アジェンダである「持続可能な開発のための2030アジェンダ:2030アジェンダ」を採択しました。その2030アジェンダでは、人間・地球及び繁栄のための行動計画として貧困や飢餓、環境保全、エネルギー、産業とイノベーション、気候変動、平和と公正、パートナーシップ等、世界共通の目標として17の「持続可能な開発目標(SDGs)」と169のターゲットを掲げています。
また、2030アジェンダは、「誰一人取り残さない」という理念の下、先進国、開発途上国の地球に住む一人ひとりが持続可能な社会への実現に向けて進んでいくことが求められています。
研究会もこれらの目標を踏まえ、事業目標を掲げ、実践講演、調査、普及啓発等の諸活動を推進して参ります。
諸機関のSDGs
- 国際連合 アジェンダ2030 国連広報センターホームページ
(http://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/) - 外務省 持続可能な開発目標(SDGs)とは 外務省ホームページ
(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html) - 環境省 持続可能な開発目標の推進 環境省ホームページ
(https://www.env.go.jp/policy/sdgs/index.html) - 首相官邸 環境モデル都市・環境未来都市・SDGs未来都市 首相官邸ホームページ
(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kankyo/) - グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン 持続可能な開発目標 GCNJホームページ
(http://ungcjn.org/sdgs/index.html) - JICA 持続可能な開発目標(SDGs)とJICAの取組み 独立行政法人国際協力機構ホームページ
(https://www.jica.go.jp/aboutoda/sdgs/index.html) - JST 持続可能な開発目標(SDGs)への科学技術イノベーションの貢献
国立研究開発法人科学技術振興機構ホームページ
(https://www.jst.go.jp/sdgs/)
研究会とSDGs
研究会の事業分野も従来の環境教育(ESD)の普及啓発、循環型社会の形成、環境に優しい農業をはじめ、SDGsなどの新たな視点への対応も必要となっています。そこで、研究会は諸活動を通じてSDGsに貢献し、SDGsの達成に向けて自ら取り組みます。
研究会の主な事業活動のSDGsの目標に関わって行くのは、次のとおりです。
2.4 2030年までに、生産性を向上させ、生産量を増やし、生態系を維持し、気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水およびその他の災害に対する適応能力を向上させ、漸進的な土地と土壌の質を改善させるような、持続可能な食料生産システムを確保し、強靭(レジリエント)な農業を実践する。 | |
3.9 2030年までに、有害化学物質、ならびに大気、水質及び土壌の汚染による死亡及び疾病の件数を大幅に減少させる。 | |
4.7 2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。 | |
7.a 2030年までに、再生可能エネルギー、エネルギー効率及び先進的かつ環境負荷の低い化石燃料技術などのクリーンエネルギーの研究及び技術へのアクセスを促進するための国際協力を強化し、エネルギー関連インフラとクリーンエネルギー技術への投資を促進する。 | |
12.5 2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。 12.8 2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする。 |
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13.3 気候変動の緩和、適応、影響軽減および早期警戒に関する教育、啓発、人的能力および制度昨日を改善する。 |
活動報告・レポート
- 2024年04月15日
- ライオンズ国際協会・第70回地区年次大会で「粉砕機の贈呈」
- 2020年11月07日
- 講座「SDGsにふれてみよう」開催
- 2020年10月26日
- 未来へつなぐシンポジウム(2020年10月25日開催)
- 2020年07月31日
- 地域の里山保全と竹を資源とした“未来へつなぐ懇談会“で活発な意見交換!
- 2020年05月31日
- オンライン授業で学ぶ “SDGsの基本を知ろう”