夏休みに実施される四日市こども科学セミナーに当会も毎年参加させていただいています。
いつも児童に楽しみながら科学に興味を持ってもらえる講座をと考えていますが、今年度は紫キャベツの色水を使って
身近な液体の性質(酸性・中性・アルカリ性)を調べる実験を行いました。
日時:8月3日(木)①11:00~10:30②10:50~11:20③11:40~12:10
④14:10~14:40⑤15:00~15:30⑥15:50~16:20
場所:四日市市文化会館第3ホール
参加者:小学生114名と保護者(1回の講座は児童約20名 計6回の講座)
参加児童は4~5名のグループに分かれて次のような手順で実験を行いました。
実験1 紫キャベツの色水にいろいろな液体の混ぜて色の変化を調べてみよう
①紫キャベツの色水を作り5つのカップに取り分ける
②①それぞれにレモン水、酢、食塩水、石鹸水、重曹水を加え色の変化を確認する
③なぜ赤やピンク青紫や青など入れたものによって異なる色に変化したのか、また変化しないものもあったのはなぜかを
解説。
実験2 やきそば麺を紫キャベツ水で炒めると麺はどのような色に変化するのか
またそのやきそば麺にレモン汁をかけるとどうなるのか
子どもたちは、紫キャベツの色水の様々な変化にびっくり。
「赤くなった」「これは変わらんな」「うあ、すごい青になった」と驚きながら記録していました。
やきそばの実験も興味津々で見入っていました。やきそばの色がだんだん変化していくと
「うわーすごい」と歓声を上げていました。
小学生低学年の児童には酸性やアルカリ性は少し難しかったかもしれませんが、「不思議だな」「なぜだろう」
という気持ちから科学に少しでも興味をもってもらえればと思います。