一般社団法人 四日市大学エネルギー環境教育研究会

連続講座「未来へつなぐSDGs」第3回開催

【ESD環境教育(教育講座)】 【お知らせ】   2022年06月11日

専門家を招き、様々な切り口から持続可能な未来づくりを考える連続講座「未来へつなぐSDGs」毎週土曜日の5回シリーズの第3回目を開催しました。

日時:6月11日(土)10:00~11:30

テーマ:「命を守る 意識を育てる」

講師:三重県立北星高校 坂田広峰教諭

場所:四日市大学6号館交流サロン

参加者:15名 関係者3名

坂田教諭は、これまで、教員から三重県の環境行政にも関わってこられ、多くの環境指針の先導的役割を担っていらっしゃいました。また、一部のご紹介ですが北星高校の教頭先生では、2008年7月「北海道洞爺湖サミット」で、太陽光発電、雨水貯蔵、緑のカーテン調査のCO2削減効果を実証され、学生たちと「優秀賞」授与されました。

今回は、「命を守る 意識を育てる」をテーマに私たちの身近におきるであろう様々な災害について、実践教育の防災をご講義いただきました。

1)【学校防災に取り組む必要があると感じた機会】・1959年お父様の伊勢湾台風での出来事・1995年阪神大震災で妹様が被災された・2011年3月東日本大震災と同じ9月紀伊半島大水害で実際にご自分が学校の校舎内にいた体験など。実際に経験されたことをお話しいただき、貴重なお話を参加者全員が釘付けになりました。

2)【学校でこの10年間取り組んできたこと】三重県教育委員会の防災学習ツール「防災ノート」を作成し、境目のない用水路の危険についてのお話やこれまでの実証通路の現場の動画も見せていただきました。

3)【教職員の防災意識の持続可能性】防災学習には3つ大切なことがあり、一つは、防災学習における「オーナーシップ:自分事にすること。二つ目は、自分は大丈夫という意識をすてること。三つ目は、「復興へのキーコンセプトとしてのESD」ESDとは、持続可能な開発教育のなかで。防災教育の手法や学びが必要であると多様な観点で取り組んでみえました。

   

坂田先生の詳しく感動する資料をご希望の方が、研究会(ファクス059-363-1414)へご連絡ください。

第4回は6月18日(土)10:00から「中小企業と環境マネジメント」をテーマに実施します。

この講座は, 大阪コミュニティ財団「森田千里雄様の環境基金」のご支援で実施しました。

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