専門家を招き、様々な切り口から持続可能な未来づくりを考える連続講座「未来へつなぐSDGs」の第2回を開催しました。
日時:6月4日(土)10:00~11:30
テーマ:「パンデミックとSDGsを考える~アフターコロナの環境政策はどうなるか?~」
講師:(一社)地域問題研究所 田辺則人氏
場所:四日市大学6号館交流サロン
参加者:15名 関係者3名
新型コロナやロシアのウクライナ侵攻がSDGsに及ぼした影響を考えた時に、戦争はSDGsにマイナスの影響しか及ぼさないのに対し、新型コロナのパンデミックはマイナス面が多いものの、衛生
への意識向上、働き方改革の促進、予防や治療の発展、対策への国民の協力や国際協力などプラスの面もあり、パンデミックはSDGsや温暖化対策を進める契機にできる可能性があるのではないかというお話しから、アフターコロナにおけるSDGs普及には、①市町村におけるローカライズ②地域、小中学校における取り入れ③コロナ時の工夫をSDGsに紐づけ④コンパクト+地産地消の都市づくり、などが重要だという提案をしていただきました。
参加者からも、次世代にこの地域をどうやって残していくのか、SDGsをどう意識づけ継続させていくのか、経済的な自立をどう目指すのか、行政に対する思い、若い世代の参加をどう促すのかなど、貴重な意見や質問をいただきました。
第3回は6月11日(土)10:00から「命守る 意識を育てる」をテーマに実施します。
この講座は, 大阪コミュニティ財団「森田千里雄様の環境基金」のご支援で実施しました。