そばの実の殻を使うそばがら枕は通気性と放湿性に優れ、蒸し暑い日本の夏に適しており、無駄を出さない昔の人の知恵が生かされた合理的なものです。しかし、現在はウレタンやポリエチレンパイプなどの枕が主流となったため、そばがらのほとんどが廃棄物になっています。この講座では、近隣の農家で栽培されたそばの殻と、古い浴衣生地、布団生地などを利用した枕づくりの体験を通して、資源の有効活用とリユースについて考えてもらいました。
日時:7月3日(土)10:00~12:00
場所:海蔵地区市民センター
参加者:大人15名、子ども1名、講師2名、スタッフ3名
内容:①SDGsの概略、目標12「つくる責任、つかう責任」と3Rについて
②二之湯昭子講師の指導のもとそばがら枕づくり
参加者はそばがらをざるでふるいにかけ、浴衣生地の袋に詰めました。色とりどりのカバーをかけると素敵なそばがら枕が完成しました。ふるいにかけたそば粉はそばがき用に持ち帰ってもらいました。
この講座は四日市市エコパートナー事業です。