ワークショップを通して、私たちにとって最も身近な「食」の視点からSDGsを考える講座を実施しました。
日時:11月7日(土)10:00~12:00
場所:四日市公害と環境未来館1F講座室
参加者:17名、講師2名、アドバイザー1名
内容
①SDGsの概要を説明
②自己紹介
③勝者、敗者がなく「誰一人取り残さない」というSDGsの理念を想起させる創作じゃんけん 「エネケン・ハイ」の体験
④ワークショップ
SDGsの17のゴールから、参加者一人が1つのゴールを担当。担当したゴールのターゲットを熟読し概要をつかんだうえで、本日のテーマである「食」とそのゴールの関連について考え、付箋に書き出して発表してもらいました。17のゴールの中には一見、食との関連が見えにくいものもあるのですが、全てのゴールが「食」と関連していることがわかり、さらに複数のゴールが繋がりあっていることが、皆さんの発表の中から浮かび上がってきました。
講座を終えた参加者からは、「様々な年代の人が集まって一つのテーマについて議論した。これはまさにSDGsだ」「地震などの自然の大きな力、大きな災害の前では人はなすすべがないと思うことがあった。しかし、SDGsについては人々が力を合わせれば何とかできる、いろいろなことを変えていくことができると感じた」「自分とは関係のない遠い世界のことだと思うようなことでも、実はどこかで関わっているのかもしれないと気付いた」「考えれば考えるほど個人にできることってあるのかな、どれだけインパクトを与えることができるのかなと自分の無力さを感じてしまった。せめて次の世代の人達のためになるような何かができればと思うのだが」「日頃の何気ない行動もSDGsにつながっているのかもしれない。SDGsを知ることによって一人一人の行動が変わってくるのでは」等の感想をいただきました。
この講座は、四日市市エコパートナー事業です。