環境問題への対応は大企業はもちろん中小企業にとってもきわめて重要な課題です。
「未来へつなぐSDGs」第4回めは、ISOシステム研究所代表の中西啓氏を講師にお迎えして「中小企業と環境マネジメント」というテーマで開催しました。
日時:6月18日(土)10:00~11:30
参加者:16名 関係者3名
<内容>
・企業にとって環境問題への対応は、公害防止のみならず地球温暖化対策や自然環境の保全への取り組みが求められる時代になり自主的に環境問題に取り組む企業も増加している。
・法の遵守は絶対だが、ただ守っているだけではなく各企業がさらなる厳しい基準を持ってやっていくことが大事。
・企業が無駄の排除、廃棄物の削減、資源の有効利用、省エネなどで環境保全に取り組むことにより、コストの削減、企業イメージの向上、社員の意識向上などメリットも多い。
・生産工程の改善や新たな技術・製品の開発への取り組みが重要である。
・ドイツの一般市民の環境に対する取り組みの紹介
講義後の質疑応答を通して、講師からは「環境保全にはもっと行政がリーダーシップを持ってやっていく必要がある。これからも市民からどんどん行政に働きかけてほしい」というお話がありました。
この講座は, 大阪コミュニティ財団「森田千里雄様の環境基金」のご支援で実施しました。